「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」の現状と課題。

高齢者住宅の様々なタイプと、高齢者住宅を選ぶときのポイントについての情報サイトです。

HOME 高齢者住宅とその種類 高齢者向け賃貸住宅 高齢者住宅関連情報 サイトマップ

スポンサード リンク


最近の掲載記事
高齢者住宅とは、そもそも何か。
高齢者住宅は定まった法的な定義のある用語ではありません。 一言でいってしまえば...
2008 08 21 35
高齢者住宅の種類と、その違い(1)。
前コラムでご説明のとおり、一口に高齢者住宅といっても数多くの種類がありますので...
2008 07 02 39
高齢者住宅の種類と、その違い(2)。
高齢者住宅の種類と、その違い(1)。でとりあげた、介護保険の「施設サービス」が...
2008 07 01 25
高齢者住宅の種類と、その違い(3)。
ここでは、介護保険の「施設サービス」が適用されない入所施設である「有料老人ホー...
2008 06 02 42
高齢者住宅の種類と、その違い(4)。
民間の有料老人ホームは、厚生労働省の指針にもとづき、以下の3類型に分類されます...
2008 06 01 54
高齢者住宅の種類と、その違い(5)。
都市基盤整備公団や地方住宅供給公社などの、いわば「準公共的」な組織が主に事業主...
2008 05 02 43
↓ブックマーク あとで読む↓


プライバシーポリシー

このサイトのRSSフィード
RSS2.0


スポンサード リンク

HOME >>高齢者住宅関連情報 >>「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」の現状と課題。

「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」の現状と課題。


食事・入浴・排泄などについて、常時介護が必要な人向けの施設である「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム、特養)」への入居を希望する場合は、現在は、市区町村か施設に直接申し込むかたちになっています。


入居にあたっては、要介護度の高い人が、優先されることになっていますが、全国的に「介護老人福祉施設(特養)」の数は圧倒的に足りない現状があるため、新たに入居するためには要介護度が4か5でないと、実質的には入居が難しい状況です。


「介護老人福祉施設(特養)」の設置は、自治体か社会福祉法人に限られ、その建設費用の多くが補助金でまかなわれています。

その設置数が不足しているのは明らかなのですが、自治体の負担が大きいため、施設数が限られているというのが現状です。

このような背景もあり、入居待機者数は増える一方となっており、その数は、現在の施設入居者数とほぼ同規模程度に達している、というデータもあるようです。


ところで、「介護老人福祉施設(特養)」は、これまでは4人部屋が主流でしたが、2001年以降は、「個室」でなければ新たに設置できなくなっています。

10室の「個室」をひとまとまりとして介護する、居住者のプライバシーにも配慮し「ユニット型」という仕組みです。 これらの施設は、「新型特養」とも呼ばれています。


スポンサード リンク




しかしながらこのユニット型、全国の「介護老人福祉施設(特養)」の約14%にとどまっています。

この「ユニット型」への移行がなかなか進んでいない理由のひとつに、既存の4人部屋の改装・改築費用が施設側の負担になり、ひいては経営を圧迫していることがあるようです。

居住者同士のコミュニケーションの円滑化を重んじる観点から、最近では「相部屋もむしろ必要」と考える自治体が少しづつ増加してきていることも、見逃せません。

ただし、厚生労働省が「ユニット型」を増加させていく意向を現時点では変えていないため、経営難に悩む施設が多い現状で、「ユニット型」への移行・新型特養の建設が今後どの程度進むかが、注目されています。

また、「介護老人福祉施設(特養)」においては、介護料や食費や居住費の他に、「買い物代行費用」や「消耗品代金」などの名目で、施設が独自に設定し徴収する費用があるところも多いです。

入居者の中には、認知症などを併発している方も多いため、それらが本人のケアのための適切なサービスとして設定されたものなのかが、外部からは検証しにくいこと、あるいは別途の費用を徴収しておきながら、サービスへの十分な反映はなされていない、といった場合もあるようです。


「介護老人福祉施設(特養)」については、利用者がより詳しくサービスと費用の関係がわかる形での情報開示を、さらに進めていってほしいところです。


過去の全記事(サイトマップ)は⇒ こちらから

< 当サイトの姉妹サイトも、よろしければあわせてご覧ください。 >

・「介護施設と介護保険施設 その種類と役割」
・「介護付有料老人ホーム 入居者目線で選ぶ智恵」
・「介護保険 やさしい解説~制度の上手な使い方」
・「介護予防 これだけは知っておきたい知識と知恵」
・「介護用品・介護機器・福祉用具の基本を知る」
・「在宅介護~高齢者の心身と家族の気づき」


▲画面上へ

スポンサード リンク




« 一つ前のエントリーへ | HOMEへ | 次のエントリーへ »

【高齢者住宅関連情報カテゴリーの関連記事】

  • 高齢者向け共同住宅の、メリットと問題点。
  • 「グループリビング(グループハウス)」、メリットと問題点。
  • 介護保険、そして「ケア付の高齢者住宅」について。
  • 「ケア付の高齢者住宅」、その長所と短所(1)。
  • 「ケア付の高齢者住宅」、その長所と短所(2)。
  • 「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」の現状と課題。
  • 「介護付有料老人ホーム」、施設見学前に注意したいポイント(1)。
  • 「介護付有料老人ホーム」、施設見学前に注意したいポイント(2)。
  • 「介護付有料老人ホーム」、施設チェック時の大切な視点(1)。
  • 「介護付有料老人ホーム」、施設チェック時の大切な視点(2)。
  • 「介護付有料老人ホーム」、将来懸念される問題とリスク(1)。
  • 「介護付有料老人ホーム」、将来懸念される問題とリスク(2)。
  • 介護サービス、様々な利用者の負担軽減措置を活用したい(1)。
  • 介護サービス、様々な利用者の負担軽減措置を活用したい(2)。
  • 介護サービス、様々な利用者の負担軽減措置を活用したい(3)。
  • 高齢者住宅、「入居後の要介護度悪化」リスクへの備えについて。
  • 「シニア向け分譲マンション」、購入前に考えておきたいこと。
  • 「介護サービス情報の公表」について。


Copyright (C) 2007-2012 高齢者住宅 知っておきたい違いの理由. All Rights Reserved.