高齢者円滑入居賃貸住宅、これだけ知っておく。


高齢者のための賃貸住宅を探すにはまず最初に、「高齢者円滑入居賃貸住宅」をあたってみるのがおすすめです。

「高齢者円滑入居賃貸住宅」とは、高齢者がこれから新たに賃貸に入居したいと言った場合、入居を拒まない住宅を指します。

物件の貸主が都道府県や指定登録機関に申請し登録している賃貸物件で、高齢者に対応した住宅(段差が無くバリアフリーになっているか、浴室、トイレ、階段に手すりがあるか等)になっていることが必要です。

なお「高齢者居住安定確保法(高齢者住まい法)」の改正により、高円賃に新たな登録基準が設けられ、2010年5月19日以降は、一定の登録基準を満たした高円賃と高専賃のみが登録できることになりました(登録基準の内容については、高齢者専用賃貸住宅、これだけ知っておく。ご参照)。


2010年5月19日以降は、たとえそれ以前に高円賃として登録されていた物件であっても、新たな登録基準を満たしていないなら高円賃の登録が抹消されてしまうことにご注意ください。

高齢者円滑入居賃貸住宅の登録制度が変わります!【PDF】(国土交通省)


高齢者のなかには、毎月家賃をきちんと支払えるか?という不安を抱えている人がいらっしゃることと
思います。その不安を解消するために、「高齢者家賃債務保証」という制度が用意されています。

「高齢者家賃債務保証」は、「高齢者円滑入居賃貸住宅」の登録物件に入居する満60歳以上の
高齢者に対して、家賃の6ヵ月分に相当する金額を限度として、家賃債務を保証するというものです。
ただし、保証料は、2年間で月額賃料の35%を一括支払いすることが、条件となっています。

この「高齢者家賃債務保証」は、改正高齢者住まい法の施行前に高円賃の登録を済ませてこの保証制度を利用していた入居者については、施行後に物件の高円賃登録が万一抹消されたとしても、引き続き同制度を利用できることになっています。


なお、前のコラムで述べたとおり、「高齢者円滑入居賃貸住宅」のうち、もっぱら高齢者を賃借人とした賃貸住宅については、「高齢者専用賃貸住宅」としても登録することができるようになっています。

この「高齢者円滑入居賃貸住宅」については、「財団法人 高齢者住宅財団」のホームページ内
「高齢者円滑入居賃貸住宅 登録情報検索」で、全国の登録物件の状況などを、調べることができます。


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